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ポイズンボール持ち武器におけるサブ効率ギアの有用性

サブ効率ギアパワーは、ギアパワーの中でも比較的地味な部類に当たると思いますが、ポイズンボール持ちの武器においては、その有用性が感じられたので、ポイズンボールとサブ効率ギアパワーの相性についてまとめてみます。

サブ効率の効果

サブ効率ギアパワーは、サブウエポンのインク消費量を減らすものです。効果はインク消費量のみに適応され、サブウエポンを使用した後にインク回復ができなくなる時間(回復ペナルティ)中のインク回復は起きません。ポイズンボールの回復ペナルティは50F(約0.8秒)。

画像の灰色のゲージが回復ペナルティ。灰色のゲージが下がりきるまで、潜伏・自然回復を問わずインクの回復ができません。

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サブ効率積みによる、ポイズン持ち武器の射撃可能弾数の変化

ポイズンボールを2個投げた後に射撃できる弾数について、サブ効率ギアの強化値ごとにまとめてみました。スピナーは2でフルチャージとしています。また、竹筒銃とスピナーに関しては、回転をしっかり把握するのが困難だったため、おおまかな値としています。

ホットブラスターは0,4、Rブラスターエリートデコは0,5、ヒッセンは0,3から、ポイズン2個投げから1発撃てるようになります。竹筒銃は、0,3からフルチャージ1発が撃てるようになります。

もみじシューター、L3リールガン、スプラスピナーコラボのようなシューター・スピナー系統の武器では、0,10,2程度の強化値でも、回復ペナルティ50F中に射撃するには十分の弾数が得られます。

ポイズンボールでサブ効率を積む意味

インク消費量の減少は、ポイズンボールを投げられる機会が増えるだけでなく、さまざまな面での効果が得られ、立ち回りの強化につながります。

ポイズンの回転数を上げる。

当然かつ単純な効果ではありますが、インク消費量を抑えることで、試合中にポイズンボールを投げられる機会を増やせます。もちろん、ギアパワーを多く伸ばすことによって、より多く投げられることになります。

防御・攻撃の面での強化

ポイズンを投げたくても、インクが僅かに足りなかったような状況でも投げられるようになったり、サブ無強化では、ポイズンを投げたらインクが空になってしまうインク状況でも、メインの射撃ができるようになったりすることで、とりあえずポイズンを投げて引いたり、ポイズンを当ててからの処理ができたりする機会が増えます。

回復ペナルティ中の立ち回りの選択肢を増やす。

前述のとおり、サブウエポンには、使用後一定時間インク回復が発生しなくなる回復ペナルティ(ポイズンボールは50F)が存在しています。

ポイズンボールを投げた後の50Fの時間に、メインウエポンによる射撃などを行うと、インク不足によって、続けて2個目のポイズンボールを投げられなくなってしまいます。そのため、ポイズンボールを投げた後、2個目のポイズンボールを投げる可能性のある状況などでは、動きを移動のみにとどめ、インク消費を抑えるという立ち回りが多くなってしまいます。

サブ効率を伸ばすことによって、ポイズン→メイン→ポイズンというような動きが可能になるため、回復ペナルティ中の消極的な立ち回りを、より積極的なものにしてくれます。

また、回復ペナルティ中に射撃を行えるということは、敵に攻撃を当てるというばかりでなく、足場の確保においても非常に有用であり、サブ効率は、立ち回りの基本となる足場の確保、すなわち塗りを強化する効果も得られます。

ちなみに、ポイズン持ち武器の中で射撃硬直が最も短いであろうもみじシューターであっても、ポイズンボールを投げた後の射撃1発からのイカ潜伏で、即座にインク回復が発生しているようです。つまり、どの武器であっても、ポイズンボール後に射撃を行うということは、回復ペナルティ50Fを塗りや攻撃を交えつつ消費できることになります。

ポイズン2個投げを多用できるようになる。

ポイズンボールを連続で2個投げるというのは、ほぼ同時に複数の箇所でポイズンボールを炸裂させることができるため、非常に強力な行動です。しかし、これを行うことで、インクを全て消費してしまいますし、更には回復ペナルティ50F間、完全に無防備になってしまいます。

しかし、サブ効率を積むことによって、2個投げた後においても最低限のインクを保持し、回復ペナルティの50Fの間であっても、足元の確保や、ポイズンを被弾した敵の処理などが可能となります。このため、強気に2個投げを使っていけるようになるのが強みです。

たとえば、サブ0,1スプラスピナーコラボでは、ポイズンボール2個投げ→0.5周チャージで敵までの道を作る→バリアでインク回復をしつつ処理といった立ち回りも可能になるでしょう。

ホットブラスターのギア構成例

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防御2,0サブ0,4イカ0,3ボム0,2安全

理想は上記の構成と思われますが、私は画像のものを使っています。ギアを作るのが面倒だったというだけで、実際は上記のもののほうが強力な構成だと思います。

まだ数十戦しか行えていませんが、実感できた効果についてもまとめてみます。

無強化では2個目のポイズンボールのインク確保を気にするあまり多用できなかった、ポイズンボールを投げる→射撃を行う→イカで移動という立ち回りがごく自然に行えるようになるため、足場の確保がしやすくなっています。

また、無強化ではポイズンボールを投げるだけで終わっていたような、インク量が5割程度の状況において、ポイズンボール→直撃であったり、ポイズンボールを投げる→爆風を当てる→イカダッシュで距離を詰める(インク回復兼)→2発目の爆風を当てるというように、キルが狙える機会が増えたことも感じられます。