ガチヤグラについてまとめていきます。適当に。勝ち方についての認識、試合で意識することについて書いています。
ガチヤグラについて
はじめに、ガチヤグラというルールに対する私の勝手な認識を書いていきましょう。
ガチヤグラには2つの段階があると考えています。
まずは、ヤグラが中央にあり、ヤグラに乗る安全を確保するために撃ち合いをしているという段階。
次に、ヤグラの位置を維持しながら、迎撃を狙う敵を崩しつつ更にヤグラを押し込んでいく段階。
この第二段階は、戦場へと復帰してきた敵4人のかたまりを“波”と見ることで、段階を更に細かく分けることが出来ます。押し始めてから初の敵との遭遇となる第1波、第1波の敵を殲滅し、更にヤグラを進めた位置で戦う第2波、同様に第3波といったように、おおよそ3回の波をしのぎきることでノックアウトまで持ち込めます。
シオノメ油田を例に出すならば、ヤグラが降り始めるあたりが第1波、ヤグラが降りきったあたりを第2波、さらにヤグラを進め、残り20カウント程度からを第3波と見ることができるでしょう。
ガチヤグラの勝負の決め手となるのは、相手に突破された波の数と、自分が突破した波の数の差異です。より具体的に言えば、相手側を第2波程度までに抑えつつ、こちらは第3波以上押し込んでやることで勝利できます。
各段階で意識したいこと
状況五分
どの段階でも言えることですが、敵を殲滅してからヤグラに乗りましょう。
敵がうようよいる段階でヤグラに乗り込む味方がいたら、見殺しにするか、余裕があるならそれを囮に敵を殺します。
無理しすぎないことも大切です。味方が敵を殲滅してくれたのに死んでしまっていると、ヤグラへの合流が遅れてしまいますし、第1,2波でスペシャルを切ることが難しくなります。
ヤグラに乗せてからその敵を落とすというような引き気味の立ち回りも時として重要となります。
第1波
基本的に、相手側も半分以上のゲージを持っています。また、ヤグラの位置も中央付近であるため、地形的な有利不利はほぼ存在せず、相手としては仕切りなおしに持ち込みやすい状態です。
そのため、相手のゲージが溜まりきる前に、なるべく早めに殲滅しておきたいところです。
ここで敵全員をほぼ同じタイミングで死なせることで、第2波、第3波という4人の塊を強制的に作ることが可能です。カウントとしてはまだまだですが、非常に重要な段階なので、惜しまずスペシャルを使っていくのも良いでしょう。
第2波
第1波をスムーズに突破できたなら、この第2波以降で相手側のスペシャルが溜まることはほとんどありません。ヤグラもほどほどに進み、相手の出現位置を絞りやすくなっている段階だと思います。
こうしたゲージと地形の有利を押し付け、勝利の決め手となりやすい第3波まで運んでいきたいのがこの第2波。
もし第1波をスペシャルなしで突破できているなら、ここでスペシャルを切り、確実に突破していきます。
自分も味方もゲージが溜まっておらず、簡単に突破できそうに無ければ、ヤグラについては位置を維持する程度に留め、ひとまず撃ち合いに専念しましょう。
ステージや使用武器にもよりますが、裏取りによる荒らしという手段もあります。この第2波が最も裏取りが機能する段階です。
第3波
ここまで来ればほぼ勝てたようなものですが、相手が先に残り一桁まで進めていた場合など、ノックアウト目指して進めなければならないこともあるでしょう。こちらがカウント有利であっても、相手が攻めてきた際の保険にもなりますし、基本的に進めておいて損はないです。
ノックアウトまで持ち込むには、敵を無視してひたすら乗り続けてゴリ押しで運ぶパターンと、敵を殲滅し、リスポーンまでの時間に運びきるパターンという主に2つの方法があります。
どちらが正解とも言いきれないので、味方の勢いや相手の位置などに応じて使い分けるとよいでしょう。
その他、自分一人だけ相手スタート地点付近まで前に出て、リスキルを狙うという方法もあります。何も起こせず死んだとしても、その間も味方がヤグラを押してくれるのでなかなか強力です。
不利状況
最後に、逆に相手にヤグラを押されている時についてです。
この状況では、自分の死=10カウント稼がれるくらいの気持ちで慎重に立ち回りたいところです。また、はじめのほうで、”相手の攻撃は第2波で抑え、こちらは第3波まで進めることで勝てる”と述べたとおり、最悪でも第2波で止めることが重要となります。
ですが、死にたくないから第2波の安全な位置で待ち受けてやろうと考えていると、温存されたスペシャルを切られて壊滅、そのままノックアウトとなりえます。
矛盾しているようですが、死なずに前に出ることが大切です。これを実際にできるようになれば勝率もかなり安定してくるでしょう。
前に出て行く際は、自分を殺すためだけに使ってきたかのような、“その場しのぎ”のスペシャルを切らせてしまいましょう。
第1波で中央に戻しきるくらいの意識で、状況が悪くなり過ぎないうちにプレッシャーをかけていきたいところです。
ヤグラへの攻撃では、味方と違う地点から攻撃することを意識しましょう。
多方向から撃つことで敵を撃破しやすいだけでなく、ボムやスペシャル等の事故で一気に全滅してしまうリスクを軽減できます。
死なないことを意識すると、相手を殺せなくなるかもしれませんが、撃ち合いで五分という状況を作ることができればそれで十分な場合もあります。
敵はヤグラの位置を維持するため、撃ち合いの中でヤグラに乗るという行為をしなければなりません。相手はこの余計な動作を強いられるため、五分のように思われても実際は微有利な展開を作れていたりします。
撃ち合いに気を取られ、そのまま中央までヤグラが戻ってくれれば非常においしいです。
ただし、相手側にゲージが溜まらないよう、長引かせすぎないようしていきたいところです。
敵を殲滅しきらないうちにヤグラを中央に戻す手段として、ヤグラに乗り込むというのもあります。その際は、一瞬だけ乗ること、乗った後の退路を確保しておくことを忘れないようにしましょう。
おわりに
あまり長々と書き過ぎないよう、必要最小限に抑えたつもりでしたが、それでも結構長くなりました……。
もちろんこれを意識して立ちまわるのが100点の正解ではないと思います。実戦では、4人を波という一つの単位で考えきれないような展開になることも少なくありません。しかし、味方に依存せずに安定して勝つための考え方・立ち回りとしてはそれなりに使えるかなと考えています。
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